


【注意喚起】インフルエンザで“異常行動”が増える理由とは?
子どもに多い症状・家庭での対策をわかりやすく解説
冬になると流行しやすいインフルエンザ。
発熱や頭痛、倦怠感などの症状はよく知られていますが、実は毎年問題になるのが 「異常行動」 です。
「夜中に突然歩き回る」
「窓から飛び降りようとする」
「意味不明な言動を繰り返す」
こうした“普段の様子と明らかに違う行動”が、インフルエンザ罹患時に起こることがあります。
この記事では 異常行動が起きる理由・発生しやすい状況・家庭でできる対策 をまとめて紹介します。
■ インフルエンザで異常行動が起こるのはなぜ?
医学的には明確な原因は特定されていませんが、次の要因が考えられています。
① 高熱による意識の混乱
急激に体温が上がると、脳が一時的に混乱し“幻覚・錯乱状態”に陥ることがあります。
② 脱水や体力消耗
高熱と嘔吐・下痢が重なると、軽い意識障害が起きやすくなります。
③ 10代に多い
異常行動は 小学高学年〜高校生の男児に多い と言われています。
体力・脳の発達段階・薬の反応が影響している可能性があります。
■ タミフルなど“抗インフル薬”が原因なの?
一時期「タミフルによる異常行動」が話題になりましたが、
現在は インフルエンザ自体が引き起こす可能性が高い と結論づけられています。
つまり薬を飲む・飲まないにかかわらず、異常行動は発生することがあります。
■ よくある異常行動の例
厚労省の事例などから、以下の行動が報告されています。
急に部屋の外へ走り出す
意味不明な叫び声をあげる
高い場所から飛び降りようとする
家の外に出て徘徊する
幻覚・妄想のような言動
これらは一時的に現れることが多いものの、 重大事故につながる危険性がある ため注意が必要です。
■ 家庭でできる“安全対策”チェックリスト
異常行動は 発熱後24~48時間以内に多い ため、この期間は特に注意しましょう。
✔ 部屋の鍵・窓の施錠を確認
飛び出し・転落防止の基本です。
✔ ベランダへ出られないようにする
鍵やストッパーを使い、家族が簡単に開けられない状態に。
✔ 深夜・早朝は必ず見守り
家族が交代制で見守ると安心です。
✔ 脱水を防ぐ
水分補給が大切。スポーツドリンク・経口補水液などが効果的。
✔ 無理に家を出さない
外に出ると迷子・事故のリスクが一気に高まります。
■ 異常行動が見られたら?
まずは 落ち着いて安全確保
危険行動が強い場合は救急相談(#7119)
感染症の重症化が疑われる場合は医療機関へ連絡
特に 高熱+ぐったり+意味不明な言動 が揃う場合は早めの受診を。
■ まとめ
インフルエンザの異常行動は珍しいものではなく、毎年報告されています。
しかし 正しい知識と家庭での安全対策 があれば、事故の多くは防ぐことができます。
大切な家族を守るためにも、
“発熱から2日間は特に注意” を心に留めておきましょう。